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ケージ用語集

　日頃、お客様からよく質問のある、ケージに関する用語をまとめました。焼きいれ・サブゼロ・黒染・砥石などなど、ゲージに関るいろいろな用語を皆様に解りやすい様にまとめました！まだまだ、「こんな事が知りたい」「これはどうやって使うの？」など、どしどし質問してください。クリタテクノの「ゲージ用語集」が充実しますので宜しくお願いします。
検索は下の窓からキーワードをセレクトして下さい。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

　３６.表面粗さ測定について（連続測定）

　連続測定では、あらかじめ測定条件の設定した測定回数と測定間隔のならい同一の対象物の測定を同一線上で自動的に測定します。
表面粗・うねりの平均的数値がもとめられます。

　製品は温度で形状が簡単に変わりますので、繰返し測定はシビアな寸法の測定時に利用します。

ゲージ用語：表面粗さ測定について（連続測定）

　３５.表面粗さ測定について（打切測定）

　ノーマル測定では、あらかじめ設定した測定長を自動で測定します。

当然の事ながら、途中でのストップも可能です。

　例えば、測定途中で障害物を発見し場合などに使います。
別名「打ち切り測定」とも言います。
たとえ、オーバースケールしてしまったとしても、オーバースケール地点以前の位置よりデータを作る事が出来ます。

ゲージ用語：表面粗さ測定について（打切測定）

　３４．ベストな砥石選択方法（基礎）

　もし、砥石の選択を誤って加工をしてしまった場合、「砥石が砕ける」「製品が歪む」「加工に時間がかかる」などなど、なにかといいことがありません。コストがかかるのは良いにしろ、砥石が砕けて怪我をしてしまっては、大変ですよね！！

　そこで、はじめに問題になるのは、作業目的を明確にすること！では、どのような点を明確にするべきなのか3ポイントをピックアップしました。

①どのような加工物を研削するのか。
②どのような研削盤をしようするのか。
③どのような条件で研削するのか。

以上の3点が大切になります。
続きは、ベストな砥石洗濯方法（中級）で深く説明します。

ゲージ用語：ベストな砥石選択方法（基礎）

　３３．プラズマ溶射プロセスとは？

プラズマ溶射プロセスとは？

正確且つ、精密に制御する事ができます。調整された電力が、プラズマガンに導入され、ガンに内臓されたノズルと電極の隙間に直流アークを発生させます。アルゴンあるいは、窒素などの不活性ガスをノズル、電極間に流すとアークがこれらを刺激して高温の（16,600℃まで調節可能）熱プラズマを発生します。

　粉末状の材料は粉末供給装置によって正確に計量されながらガンに運ばれます。そこで熱プラズマに当てられ高温のプラズマ炎によって完全に溶かされ、対象の台金にぶつけられ、高品質の皮膜を形成します。即ち、ガスの流速は、ガン出口で3,000メートル/秒を越し、溶射材の粒子は、この速度のガスに乗り、高い熱量を保有するガスによって完全に溶かされ、平均610メートル/秒と言う超音速の速さで被写体にぶつけられます。

ゲージ用語：溶射関連

　３２．溶射とは？

溶射とは？

溶射法とは、アメリカで発明された表面処理技術の一つです、溶融した金属を相手素地の上に噴射して、種々の目的を持っつコーティングを作る方法。
　現在の溶射皮膜は高度の耐磨耗性、耐熱性、断熱性、耐食性、電気絶縁性などにも強く、航空機用ジェットエンジン、ミサイル、自動車用各種部品、検査ゲージ、各種ポンプ部品、化学プラント部品、電気電子部品、船舶用部品、製鉄用機械部品等、応用範囲は非常に広い。

ゲージ用語：溶射関連

　３１．メテコサーモスプレイプロセスとは？

メテコサーモスプレイプロセスとは？

金属や合金、自溶合金、セラミック、サーメット等の粉末材料を、酸素、アセチレン炎によって、ノズル部で溶融噴射し相手素地の上にコーティングを作る方法です。

ゲージ用語：溶射関連

　３０．スプライン軸とは？（スプラインゲージ）

スプライン軸（スプラインゲージ）とは？

　特殊軸の種類の名称です。スプラインは、軸のまわりにキー溝を等間隔で削りだし、ボスにはこれとはまり合う溝（スプライン穴）が切ってある特殊キーの一種。

ゲージ用語：特殊軸関連

　２９．たわみ軸とは？

たわみ軸とは？

特殊軸の種類の名称です。伝動軸にたわみをもたせて、伝動中に軸の方向を自由に変えられるようにしたもの、可搬式作業機械や、刃物や砥石を回すなどの比較的小馬力の場合に用いられます。

ゲージ用語：特殊軸関連

　２８．バックラッシとは？

バックラッシとは？

　歯車現象の名称です。
　一体の歯車をかみ合わせたときの円周方向での歯面間の遊びをバックラッシと呼ぶ、ピッチ円上における歯車の歯みぞの幅がそれとかみ合う相手の歯厚よりも大きいすき間のことである。
　一般的に、バックラッシは歯車が大きいほど、大きい。
ちなみに、クリタテクノの従業員は「バックラッシュ」と言う！名古屋弁のせいであろうか？？

ゲージ用語：歯車関連

　２７．歯形とは？

歯形とは？

歯車各部の名称です。歯形にはインボリュート歯形とサイクロイド歯形があり、特殊な場合を除いてインボリュート歯形が用いられる。クリタテクノでは、インボリュートスプラインゲージを得意としています。

　インボリュートの特徴は、
①歯面が同一曲線なので中心距離が多少違っても正しくかみ合う。
②歯形が作りやすい、互換性があり安価。
③歯元が太く丈夫。

ゲージ用語：歯車関連

　２６．ピッチ面とは？

ピッチ面とは？

歯車各部の名称です。歯車のかみあい運動を扱うために、仮想される各歯車に固定されお互いにころがり接触する曲面を言う。

ゲージ用語：歯車関連

　２５．ピッチ円とは？

　ピッチ円とは？

　歯車各部の名称。軸に垂直な平面とピッチ面とが交わってできる円で、歯車の基準となる円。歯車の大きさには、このピッチ円直径で表す。

ゲージ用語：歯車関連

　２４．円ピッチとは？

　円ピッチとは？

　歯車各部の名称。ピッチ円上またはピッチ線上で測った隣り合う歯の対応する部分間の距離の事を言う。

ゲージ用語：歯車関連

　２３．歯末のたけとは？

　歯末のたけとは？

　歯車各部の名称。歯車のピッチ円から歯先円までの距離。並歯では、これがモジュールとなる。

ゲージ用語：歯車関連

　２２．歯元のたけとは？

　歯元のたけとは？

　歯車各部の名称。歯車のピッチ円から歯底円までの距離。

ゲージ用語：歯車関連

　２１．全歯たけとは？

　歯元のたけとは？

　歯車各部の名称。歯末のたけと歯元のたけの和、歯の全体の歯たけ方向の長さ。

ゲージ用語：歯車関連

　２０．円弧歯厚とは？

　円弧歯厚とは？

　歯車各部の名称。ピッチ円周上における歯の厚さ。

ゲージ用語：歯車関連

　１９．歯溝の幅とは？

　歯溝の幅とは？

　歯車各部の名称。ピッチ円周上における歯のスキマの長さ。

ゲージ用語：歯車関連

　１８．基礎円とは？

　基礎円とは？

　歯車各部の名称。その伸開線としてインボリュート歯形が作られる円をいいます。圧力角が大きくなると基礎円が小さくなり歯元は厚くなる。

ゲージ用語：歯車関連

　１７．歯底円とは？

　歯底円とは？

　歯車各部の名称。歯の根元を通る円で、この直径を歯底円直径と言う。

ゲージ用語：歯車関連

　１６．歯先円とは？

　歯先円とは？

　歯車各部の名称。歯の先端を連ねた円で、この直径を歯先円直径という。歯先円外径と言う場合もある。

ゲージ用語：歯車関連

　１５．スプラインとは？

スプラインとは？

トランスミッション/ドライブシャフト/プロペラシャフトなどのトルクのかかる連結部に用いられます。また、溝に合わせて軸方向にスライドもするように用いられることが多いです。
　スプライン栓ゲージでは、スプラインシャフトの入るスプライン穴を限界測定します。

ゲージ用語：スプラインとは

　１４．ダイヤルゲージの歴史

ダイヤルゲージの歴史

　ダイヤルゲージの歴史はノギスやマイクロメータのように明確では無いが、文献によると19世紀の末期か20世紀の初めから使用されたといわれています。
　レバーによる運動の拡大や力の拡大を基本的なものと考えると、その歴史は古くナイル川のピラミッドの製法までさかのぼることが出来るぐらい、人々は有史以来この構造に馴染み深かった物と思います。

ゲージ用語：精密測定用語

・ゲージ校正業務の詳細はこちら→ゲージ校正

　１３．校正とは？

校正とは？

標準器、標準試料などを用いて計測器の表す値とその真の値との関係を求めること。

ゲージ用語：精密測定用語

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　１２．測定値とは？

　測定値とは？

　測定によって求めた値。
　クリタテクノでは、実測値とよく表現しています。

ゲージ用語：精密測定用語

　１１．計測とは？

　計測とは？

　特定の目的を持って、事物を量的にとらえるための方法・手段を考え、実施し、その結果を用い所期の目的を達成させること。
　公的に取り決めた照準を基礎とする計測を計量という場合がある。
　クリタテクノでは、測定っと日常で使っています。
測定の意味：ある量を、基準として用いる量と比較し数値または符号を用いて表すこと。

ゲージ用語：精密測定用語

　１０．円筒外周成形研磨加工とは？

　「円筒形状の外周に高精度な成形研磨をしたい！」そんな、お客様もよくおみえです。

　円筒形状の外周に形状加工するのに、コンタリング加工は出来ません。
　加工する製品の外径に成型加工するのですから、製品も砥石も回転しています。

　加工の注意点は、円筒形状の外形に成形研磨加工をする時は製品も回転しています。
砥石と逆方向に製品を回転させて研磨していきます。
　切込み量が多いと製品がセンターから外れてぶっ飛んでいきます。逆に、切込み量が少ないと削れなく加工時間がかかります。
　製品の回転スピードが速すぎると食い込みます。回転スピードが遅すぎると加工時間がかかってしまします。
砥石の切込み量と製品の回転スピードのバランスが鍵を握ります。

　職人に話を聞くと、「音」でバランスを感じる事が大切！！
機械の息づかいに耳を傾けて作業することは、人と接するように大変シビアな事なのです。

ゲージ用語：円筒外周成形研磨加工とは？

　９．コンタリング加工とは？

　コンタリング加工による形状研削（成形研磨）ってなに？

　コンタリング加工とは、テーブル（加工台）の左右運動を繰返しながらコラム（砥石上下）、サドル（テーブル前後）の2軸、回転割出との3軸を制御するNCプログラムを作成し加工する方法です。
　CNC超精密成形研削盤の各軸の指令単位です。
　コラム・サドル0.001mm（1ミクロン）回転割出0.001degで指令可能。
　コンタリング速度はプログラムでF100（100mm/min）とするとサドルの移動はピッチ約0.16mmとなります。しかし、Fスピード（サドルの動き）はF20やF10など任意で設定できるので、ピッチも0.03や0.016などといった移動も可能です。

ゲージ用語：コンタリング加工

　８．粒度って何？粒度選択の基本

　粒度ってなものは、砥粒の大きさをいいます。

　正直に言いますと、ザックリ判定なんですね～
通常はフルイ分けをして判定するんです。例をあげますと、46番の砥粒は、1辺が1インチ25.4㎜を46等分したフルイで判別した砥粒を46番と判定します。
ある表によって判別できますが。
そんなこんなんで、砥粒の番号を判定します。

一般的に「平均砥粒径」は46番とされていています。

では次に、どのようにして粒度を選択すればいいのか、問題ですよね？？
粒度は切れ刃の大きさを決めます。切れ刃密度とともに、チップポケットの大きさに影響します。従って、面を綺麗に仕上たい時に大きい粒度の砥石を選択すると目詰まり・目つぶれを起こし易くなり研削には適していません。
ですので、粒度の選択には作業効率と面粗度に適した選択をしなくてはいけません。
以下に「粒度の選択の指針」を簡単にまとめました。

ゲージ用語：粒度って何？粒度選択の基本

　７．ドレッシングって何？

　ドレッシングとは、サラダにかけるあの・・・ではなくて、研削砥石面にある砥粒をダイヤモンド等で破砕して、切れ刃を生成することを言います。目づまり除去などとも言います。

　研磨では、砥石のドレッシングで粗研削から精研削まで行えます。粗くドレッシングをすれば、目詰まりが遅くたくさん削る事ができますが、面粗度はあまり綺麗には仕上がりません。細かくドレッシングをすれば、研磨面は綺麗に仕上がりますが、すぐに目詰まりを起こし製品が削れなくなってしまいます。

　従って、仕上げ面粗度によって砥石のコンディションを見極めて、研削していくことが大切になります。

　　　　　　　　　　　＜ドレッサ送り量＞
　　　　　　　　　　　　　　・粗研削用（荒研削用）
　　　　　　　　　　　　　　　（平均砥粒径）×1/2～2/3
　　　　　　　　　　　　　　・精研削用（仕上げ研削用）
　　　　　　　　　　　　　　　（粗研削用ドレッサ送り量）×1/5～1/3

ゲージ用語：ドレッシング

　６．測定力って何？

　薄っぺらいリングの外径を測定するとき、その測定力のために測定器と部品の両方が変形し、測定誤差が発生します。
特に、マイクロ・ノギスは注意です。
モノによっては、0.01の誤差が出る事もあります。
マイクロメータを使用し、0.4～1kgfの測定力が発生した場合の表を作成してみた。

　クリタテクノでは、ゲージ製作で1ｍｍ以下の製品も作ります。
勿論、力を入れると曲がるくらいですから。検査もかなりシビアに製品を扱っています。

ゲージ用語：測定力

　５．シリンダーゲージって何？

　リング形状の内径寸法の測定に使います。

　シリンダゲージは穴の内径をマイクロメータ・リングゲージなどとの比較により実測を判定する測定器です。

　クリタテクノでは、穴加工を行う、ジグ研・内径研削・旋盤・ラッピング等全ての加工者がシリンダーゲージを管理しています。

　ガイド板により測定子と換ロッド（測定子の反対側のピン）の中心を穴の直径部分に導き、測定子の稼動をカム機構により1対1で直角変換しダイヤルゲージに伝え、ダイヤルゲージの数値を読み取ります。
また、使用するダイヤルゲージの目量により測定精度が変わりますが、クリタテクノでは0,001計を使用しています。

ゲージ用語：シリンダーゲージ

　４．冶具って必要？

　
　冶具とは、加工物を位置決めまたは固定し、切削工具を案内してくれる補助具などを言います。精度高くかつ能率よく加工出来るようになる利点があります。

主な利点は5つあります。
①ケガキ作業が省ける。
②加工物の正しい位置決めが速やかにできる。
③加工が一度に数箇所できる（専用治具を作る必要がある）また、段取変えが少なく済む。
④加工精度が高くなり、精度の均一化ができる。従って、検査も早く済む。
⑤加工が単純化するので、作業者の熟練が必要なくなる。

ゲージ用語：冶具

　３．金属の熱膨張って何？

　鉄は生きています。

って言われても、話す事もないし泣いたりもしません。しかし、大きくなったり小さくなったりするんです。生きてますよね？？？

ゲージ加工では、1ミクロン・100ナノの世界を管理します。
加工物が1ミクロンでも大きくなってしまっては、不良になってしまう事があるのです。

そこで、簡単に各種金属の熱膨張を数値でまとめました。
※基準環境温度は20℃です。

ゲージ用語：金属の熱膨張

　２．オプチカルフラットって何？

　平面度の歪を見るのにオプチカルフラットを使います。

平面ゲージである。ガラス製で、厚さと直径比が1/6以上が決められているそうです。
被測定面をこのゲージ面と接触あるいは非接触の状態でセットします、クリタテクノの場合製品にプチカルフラットを乗せて観察します。両面からの反射光の間で生じる干渉縞の本数や曲がりをもとに、被測定面の形状精度を読み取ります。

検査測定になりますと、干渉縞計を使用します。
干渉縞計では、どの用にダレ・歪が出ているのかが縞で判断できます。
絞りを換えて縞の本数を調整出来ますので、オプチカルフラットよりも正確・明確に測定できます。

ゲージ用語：オプチカルフラット

　１．黒染って何？

　黒染めってどんな効果があるの？

必要です。
一般的にゲージ製作においてサビ止めとして使用します。
勿論、測定面には処理は施しません。
お客様に長く使って頂く為にも処理をさせていただいています。
膜厚は１～２μです、しかりとした耐食性があるとは言えないようです。
お客様の中には、無電解ニッケルメッキ等に変更されっる方もおみえです。

ゲージ用語：黒染

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気になる用語がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。　

悩みは、私たちクリタテクノ一丸となって解消いたします。

愛知県北名古屋市熊之庄東出22番地　TEL：0568-21-1608

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